《日語語用學(xué)研究》薈集中日兩國(guó)"語用學(xué)研究"的權(quán)威專家和一流學(xué)者,從語用學(xué)研究的多重視角出發(fā),對(duì)現(xiàn)代日語進(jìn)行了深入研究。本書一共收錄14篇日語語用學(xué)論文,其中既有日語本體研究也有中日對(duì)比研究,既有方法論研究也有實(shí)證性研究。在中國(guó)的日語研究與教育面臨全面深化和改革的今天,《日語語用學(xué)研究》的出版對(duì)推動(dòng)中國(guó)的日語研究在"語用學(xué)研究"領(lǐng)域中發(fā)展具有重要意義,對(duì)日語專業(yè)本科生以及研究生的學(xué)術(shù)研究上也會(huì)提供學(xué)習(xí)支持。
《日語語用論研究》一書包含了14篇以日語語用論為主題的論文,作者皆為中日兩國(guó)的語用論研究專家,論文不僅介紹了中日兩國(guó)的學(xué)者在日語語用論上的研究成果,也介紹了中日之外的語用論的學(xué)術(shù)研究及其成果,《日語語用論》不僅對(duì)于日語語言學(xué)方向的研究生來說是一部值得學(xué)習(xí)的入門教材,對(duì)日語語用論有研究興趣的一般學(xué)習(xí)者也是一本有價(jià)值的學(xué)術(shù)參考書。本書后附了推薦閱讀文獻(xiàn),可供廣大讀者學(xué)習(xí)參考。
はしがき
前世紀(jì)70年代以降、海外の日本語教育は想像を絶するようなテンポで発展し、現(xiàn)在空前の盛況を呈している。2013年7月8日に発表された國(guó)際交流基金の調(diào)査によれば、2012年現(xiàn)在、日本語學(xué)習(xí)者は海外の136カ國(guó)?地域で3,984,538人に達(dá)し、1979年(127,367人)の約30倍に増加している。日本語教育機(jī)関の數(shù)は1,145個(gè)所から16,045個(gè)所に(約14倍)、日本語教師の數(shù)は4,097人から63,771人に(約16倍)増加している。そして、學(xué)習(xí)者數(shù)上位3位の國(guó)は、1位が中國(guó)(1,046,490人)、2位がインドネシア(872,406人)と3位が韓國(guó)(840,187人)である,F(xiàn)在、海外の日本語教育は、規(guī)模が拡大するとともに、教育環(huán)境?教師の資質(zhì)?教材開発?教授法の更新ならびに教育の質(zhì)と水準(zhǔn)などにおいても向上している。
このような背景の中で、注目に値するのは、21世紀(jì)以來、海外では言語學(xué)?文學(xué)?社會(huì)文化等を含む日本學(xué)を?qū)煿イ工氪髮W(xué)院での人材養(yǎng)成が相次いでスタートし、増加の一途を辿っているという點(diǎn)である。この現(xiàn)象は、海外での日本語教育はこれまでの語學(xué)教育の段階から、日本學(xué)に関する修士?博士の學(xué)位を授與する専門的な大學(xué)院教育を行う段階に発展してきたことを意味している。それに伴い、海外の日本學(xué)研究は益々盛んになり、各國(guó)の研究者ならびに著書?論文等の研究成果が著しく増加し、研究水準(zhǔn)も次第に向上しつつある。また、2009年(シドニー大會(huì))、2010年(臺(tái)北大會(huì))、2011年(天津大會(huì))と三年連続で開催された世界日本語教育大會(huì)では、いずれも「日本研究と日本語教育の連攜」や「日本研究と日本語教育のクロスロード」などの課題をめぐって、特設(shè)のパネルディスカションが行われ、教育と研究のインタラクションについて盛んに討議されてきた。このように、日本語教育と日本研究の平行性を求めることは、今日海外の日本語教育において現(xiàn)実的なニーズとなっている。海外の日本語教育は今まさに重要な転換期を迎えようとしているのである。
さて、中國(guó)國(guó)內(nèi)の近況を見れば、2012年現(xiàn)在、日本語教育機(jī)関數(shù)は1800箇所、日本語教師數(shù)は16,752人、日本語學(xué)習(xí)者數(shù)は1,046,490人で、世界位である。そして、日本語人材養(yǎng)成の多様化に伴い、教育のレベルと質(zhì)は年々向上している。中國(guó)教育部の2013年9月現(xiàn)在の統(tǒng)計(jì)によれば、全國(guó)で日本語専攻を設(shè)置している大學(xué)は延べ506校、2011年の466校に比べて約10%上回っている。日本語學(xué)科は全國(guó)の諸學(xué)科設(shè)置ランキングでは第11位に上昇し、外國(guó)語學(xué)科では英語に次いで第2位にランクし、第3位のロシア語(138大學(xué))の3.7 倍あり、大學(xué)での日本語學(xué)習(xí)者はすでに679,336人に達(dá)している、と報(bào)告されている。また、大學(xué)院レベルの人材養(yǎng)成も急速に増加し、2013年10月現(xiàn)在では全國(guó)で日本言語文學(xué)専攻の修士課程は83大學(xué)に増加し、10大學(xué)では日本語の翻訳専攻(MTI)の修士課程が設(shè)立されている。さらに日本言語文學(xué)専攻の博士課程も増加して、2013年11月現(xiàn)在、博士號(hào)を授與する大學(xué)は20校ほどになった。
このように、海外での日本語教育の水準(zhǔn)が高まり、日本研究の新たな潮流が見られるようになった中で、深刻な問題も浮上してきている。すなわち、大學(xué)院教育を行う教育機(jī)関が増加する一方で、これらの機(jī)関で學(xué)ぶ大學(xué)院生の需要に見合った専門の教材や參考書が不足しているという事実である。
このような背景の下、われわれは中國(guó)で『日本學(xué)研究叢書』(16巻)を出版することを企畫した。言語?文學(xué)?文化を中心とする日本學(xué)に関する標(biāo)準(zhǔn)的かつの學(xué)問的知識(shí)を、中國(guó)もしくは海外その他の國(guó)々の大學(xué)院生や研究者に伝えるとともに、より深い理解とその共有を図ることはこの出版企畫の目的である。日本國(guó)內(nèi)と海外の一流研究者の共同提攜により、従來の日本學(xué)に新たな視點(diǎn)と新鮮な血液を注入し、の理念に基づく學(xué)術(shù)書を海外で出版することを通して日本學(xué)の國(guó)際化を促進(jìn)すると同時(shí)に、低コストと低価格を海外で実現(xiàn)することによって、これまでの學(xué)術(shù)指導(dǎo)書不足の問題を解決し、海外における日本學(xué)の普及と発展に寄與することもできる。特に現(xiàn)狀では、地域や個(gè)人による知識(shí)と理解の格差が大きく、海外の日本學(xué)研究を改善するために、この叢書の刊行は急務(wù)であると思われる。
この叢書は16巻編成になっており、各巻の書名を次に示しておく。
日語語法研究(上)(日本語文法論Ⅰ)
日語語法研究(下)(日本語文法論Ⅱ)
日語詞匯研究(日本語語彙論)
日語語義研究(日本語意味論)
日語認(rèn)知研究(日本語認(rèn)知言語學(xué))
日語語用學(xué)研究(日本語語用論)
漢日語言對(duì)比研究(中日対照言語學(xué))
漢日翻譯研究(中日翻訳の研究)
日語教學(xué)研究(日本語教育の研究)
日本近現(xiàn)代文學(xué)研究(日本近現(xiàn)代文學(xué))
日本古代文學(xué)研究(日本古代文學(xué))
中日比較文學(xué)研究(中日比較文學(xué))
日本歷史研究(日本の歴史)
日本社會(huì)研究(日本の社會(huì))
日本思想研究(日本の思想)
中日文化交流研究(中日の文化交流)
また、この叢書を編集するに當(dāng)たり、次のような特色を持つように努めた。
1) 「百家爭(zhēng)鳴」の理念に基づき、平等?公正?客観的?統(tǒng)括的に日本學(xué)研究における主要な學(xué)説と研究成果を紹介する。
2) 日本學(xué)研究に必要な學(xué)術(shù)情報(bào)を効率的に検索できるように、各巻の巻末に該當(dāng)分野の主要な參考文獻(xiàn)を提示する。
3) 中日両國(guó)に加え、歐米と韓國(guó)などの研究者も參加する大規(guī)模(執(zhí)筆者は360名以上)の國(guó)際提攜出版事業(yè)であり、日本人研究者の代表的な研究成果のほか、海外諸國(guó)の先端の研究者の論考も取り上げている。
4) この叢書は読者層の幅を広く設(shè)定してあり、日本語専攻の大學(xué)生、日本言語文學(xué)専攻の大學(xué)院生(修士?博士)、大學(xué)院受験生、日本語教育または日本學(xué)研究に従事する教員や研究者はもちろんのこと、日本學(xué)の勉學(xué)と研究に関心を示す一般の人にとっても興味深く読めるように執(zhí)筆されている。
この叢書を企畫して以來、數(shù)年経った。その道のりは決して順風(fēng)満帆ではなかった。大な學(xué)術(shù)界の國(guó)際協(xié)力事業(yè)だけに、この期間中は、想像を絶するほどの困難と乗り越え難い壁は多かった。もかかわらず、われわれは如何に困難な狀況に直面しても、常に國(guó)際提攜と社會(huì)貢獻(xiàn)の自覚をもち合わせている國(guó)內(nèi)外の有志の研究者から多大なご理解と心暖かいご支援を賜り、挫折することなく、強(qiáng)い信念と堅(jiān)い決心を持ちながら弛まず努力を続け、ついに困難を打ち破り窮境を抜け出すことに成功した。
2014年8月には《日本近現(xiàn)代文學(xué)研究》(『日本近現(xiàn)代文學(xué)』)と《中日比較文學(xué)研究》(『中日比較文學(xué)』)が無事に出版され、2016年2月には《日語教學(xué)研究》(『日本語教育の研究』)、2021年1月に《日語語法研究(上)》(日本語文法論Ⅰ)の巻を更に刊行した。
このたびは、語學(xué)系列で第2弾として《日語語用學(xué)研究》(『日本語語用論』)が刊行されることになる。この巻は、語用論の広がりと貢獻(xiàn)をしっかりと感じられる14本の論文から構(gòu)成され、マクロ的な立場(chǎng)とミクロ的な立場(chǎng)の両
面から語用論を解析し、語用論の神髄とも言うべき部分に迫るように努めた。これまでの研究成果を紹介するだけでなく、現(xiàn)在、研究が進(jìn)められている研究課題、今後の発展が期待されている研究課題にも觸れているので、語用論分野のさらなる発展に役立ち、修士、博士の大學(xué)院生および一般研究者にとって、大いに參考価値のある有益な指導(dǎo)専門書であると期待している。
新しい巻の刊行に際して、私は『日本學(xué)研究叢書』編集委員會(huì)を代表して、本叢書の出版に貢獻(xiàn)した多くの方々に衷心より感謝の意を表したい。
まず、この巻の編者である趙華敏教授、ならびにこの巻の執(zhí)筆を擔(dān)當(dāng)した研究者の方々に衷心より厚く御禮を申し上げたい。
次に、この叢書の出版を引き受けてくれた外語教學(xué)與研究出版社にお禮を申し上げたい。學(xué)術(shù)を重視し、國(guó)際支援と社會(huì)貢獻(xiàn)に対する當(dāng)社の格別な認(rèn)識(shí)がなければ、このような國(guó)際協(xié)力による大型出版プロジェクトを、深刻な諸問題に対処しながら支援を続けてくださることは到底考えられないことであろう。そして、《日語語用學(xué)研究》(『日本語語用論』)の刊行のために多くの時(shí)間と労力をつぎ込んでくださった外研社多言語出版部の尹虹方女史にも感謝する。
今後、この叢書の各巻は逐次刊行されることとなる。グローバリゼーションの時(shí)代を反映する本叢書の出版によって、中國(guó)ならびに海外各國(guó)の日本學(xué)研究の普及と発展が促進(jìn)され、海外で直面している日本學(xué)の學(xué)術(shù)指導(dǎo)書の不足の改善に少しでも寄與することができれば、私ども編者と執(zhí)筆者全員にとってこれに過ぎたる喜びはない。
2021年7月
編者代表
張 威
趙華敏,現(xiàn)任北京大學(xué)外國(guó)語學(xué)院副院長(zhǎng)、教授、教育部高等學(xué)校大學(xué)外語教學(xué)指導(dǎo)委員會(huì)委員、教育部全國(guó)中小學(xué)教材審定委員會(huì)學(xué)科審查員。主要研究課題有:現(xiàn)代日語的反駁言語行為研究、中日兩國(guó)言語行為之比較,外語教學(xué)法與教材編制等。
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序(趙華敏).............................................................................................................1
第1章 日本語発話の特徴から見る語用特性と統(tǒng)語特性(加藤重広)
...................................................................................................5
第2章 言語行為の適切さに関する研究(趙華敏).............................31
第3章 対照談話論の目的と方法(沖裕子).........................................54
第4章 連鎖組織の認(rèn)知語用論的アプローチ(賈琦 楊潔 趙剛)
.....................................................................................................72
第5章 ポライトネス研究:その展開、論爭(zhēng)及び理論の再構(gòu)築
(毋育新).......................................................................................103
第6章 東アジアの敬語論
― 語用論的対照研究へ向かって―(滝浦真人)................141
第7章 ポライトネス理論によるあいさつ言語行動(dòng)の中日対照研
究(暉).......................................................................................159
第8章 親疎関係によるポライトネスの日中対照研究
―話題導(dǎo)入の仕方を中心―(李宇霞)....................................188
第9章 日本語配慮表現(xiàn)の定義?分類?語。ㄉ綄o(jì)).............211
第10章 配慮表現(xiàn)についての日中対照(李奇楠)............................244
第11章 「なので」の脫文法化と間主観化について
―「だから」との比較を通じて―(尾谷昌則)...............271
第12章 言い換えという言語行為(小野正樹 呉佩珣 巖崎透)
....................................................................................................296
第13章 謝罪応答における中國(guó)人日本語學(xué)習(xí)者の語用論的能力
について(王暁 呉艶艶)........................................................313
第14章 會(huì)話における「使用前提」から見る日本語のヘッジ
。╤edge)の機(jī)能(李凝)..........................................................344
読書案內(nèi).....................................................................................................377
あとがき.......................................................................................................385
執(zhí)筆者一覧....................................................................................................387